故人が契約していた駐車場、そのままにしていませんか?
葬儀や相続手続きに追われるなかで、駐車場の契約まで気が回らないのは当然のことです。
ただ、駐車場の契約は放置すると月額料金が発生し続けます。
この記事では、故人の駐車場契約の解約手続きと注意点をわかりやすく解説します。
結論:駐車場の解約は早めに進めましょう
故人名義の駐車場契約は、相続人が解約手続きを行う必要があります。
契約者が亡くなっても、駐車場の賃貸借契約は自動的には終了しません。解約の届出をしない限り、毎月の賃料が発生し続けます。
放置した場合のリスク
- 月額賃料が引き落とし・請求され続ける
- 滞納が続くと遅延損害金が発生する場合がある
- 長期間放置すると管理会社とのトラブルに発展することも
車をどうするか決まっていなくても、まずは管理会社やオーナーに連絡を入れておくことが大切です。
駐車場の解約手続き 3つのステップ
駐車場の解約は、以下の流れで進めます。
駐車場の契約内容を確認する
まず、駐車場の賃貸借契約書を探しましょう。契約書には管理会社・オーナーの連絡先、解約の予告期間(通常1か月前)、契約者名などが記載されています。契約書が見つからない場合は、銀行の引き落とし明細やクレジットカード明細から管理会社を特定できることもあります。
管理会社・オーナーに連絡する
契約者が亡くなったことを伝え、解約したい旨を申し出ます。多くの場合、電話一本で手続きの案内をしてもらえます。解約届(書面)の提出を求められることが一般的です。
車を移動し、鍵を返却する
解約日までに駐車場から車を移動させ、ゲートキーやリモコン、カードキーなどがあれば返却します。車をそのまま置いておくことはできないため、事前に車の行き先を決めておく必要があります。
解約に必要な書類
駐車場の解約手続きで求められる書類は、管理会社やオーナーによって異なりますが、一般的に以下のものが必要です。
| 解約届(解約申請書) | 管理会社から書式をもらえます |
| 契約者の死亡が確認できる書類 | 死亡診断書のコピー、除籍謄本など |
| 届出者の本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカードなど |
| 相続人であることの証明 | 戸籍謄本など(求められる場合) |
管理会社によっては、電話連絡と解約届の提出だけで済む場合もあります。まずは連絡して必要なものを確認するのが確実です。
解約前に確認しておきたい3つのポイント
1. 車の処分方法を先に決めておく
駐車場を解約すると、車を置く場所がなくなります。解約の前に、車をどうするか(売却・廃車・引き取り先の確保など)を決めておくことが重要です。
「車の行き先が決まらないまま駐車場だけ解約してしまった」というケースでは、路上駐車や知人宅への一時保管などで困ることになりかねません。
2. 解約の予告期間を確認する
多くの駐車場契約では、解約の1か月前までに届出が必要とされています。月の途中で解約できるか、日割り計算になるかは契約内容によって異なります。
早めに連絡しておけば、余計な賃料の支払いを防ぐことができます。
3. 敷金(保証金)の返還を確認する
契約時に敷金や保証金を預けている場合は、解約後に返還される可能性があります。返還先の口座情報を聞かれることがあるため、相続人名義の口座を準備しておきましょう。
車の処分と駐車場の解約、まとめて解決するには
「車をどうするか」と「駐車場をどうするか」は、セットで考えるとスムーズです。
車を売却・廃車すれば、駐車場も自然と不要になります。車の引き取り日に合わせて駐車場の解約日を設定すれば、無駄な賃料を払わずに済みます。
相続車の窓口では、車の引き取りから手続きまでまとめて対応できます
「車を引き取ってもらえれば駐車場も解約できる」というご相談は多くいただきます。車の処分方法が決まれば、駐車場の解約もスムーズに進められます。
よくあるご質問
故人名義の駐車場契約は、相続人以外でも解約できますか?
原則として、解約手続きができるのは相続人です。ただし、管理会社によっては、事情を説明すれば同居の親族などでも対応してもらえる場合があります。まずは管理会社に連絡して確認してみてください。
駐車場の契約書が見つからない場合はどうすればいいですか?
銀行口座の引き落とし明細やクレジットカードの利用明細から、管理会社名や引き落とし先を特定できることがあります。また、駐車場に管理会社の看板や連絡先が掲示されていることも多いので、現地を確認してみるのも有効です。
解約の届出から実際に解約されるまで、どのくらいかかりますか?
多くの場合、届出から1か月後の月末が解約日になります。ただし、契約内容によっては即日解約や日割り対応が可能な場合もあります。契約書の解約条項を確認するか、管理会社に問い合わせるのが確実です。
亡くなった後の駐車場代は、誰が支払うことになりますか?
故人の契約上の債務は相続人が引き継ぎます。解約届を出すまでの賃料は、相続人が負担することになります。だからこそ、早めの解約手続きが大切です。
まとめ
故人が契約していた駐車場は、放置すると月額料金が発生し続けるため、早めに解約手続きを進めることが大切です。
手続きの流れをおさらいしましょう。
- 契約書を探し、管理会社・オーナーの連絡先を確認する
- 管理会社に連絡し、解約届を提出する
- 解約日までに車を移動し、鍵類を返却する
そして最も大切なのは、駐車場を解約する前に車の行き先を決めておくことです。
車の売却や処分が決まれば、駐車場の解約もスムーズに進みます。
「車をどうするかまだ決まっていない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
相続した車のこと、
一人で抱え込まなくて大丈夫です
「まだ何も決まっていない」「書類が足りない」という段階でもご相談いただけます。
まずは今の状況をお聞かせください。一緒に整理するところから始めましょう。
※ 相談は無料です。売却を決めていない段階でもお気軽にどうぞ。

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