実家に残された車、どうすればいいのか――。親が亡くなったあと、名義も書類もわからないまま車だけが残っている状況は珍しくありません。
この記事では、実家の車を処分する5つの方法を比較し、それぞれのメリット・デメリット、遠方の場合の対応策までわかりやすくまとめます。
実家の車の処分方法は5つ|状況に合わせて選べます
実家に残された車の処分方法は、大きく分けて次の5つです。
- 売却する――値段がつく車なら、もっとも合理的
- 廃車(スクラップ)にする――値段がつかない車はこちら
- 家族・知人に譲渡する――乗り続ける人がいる場合
- そのまま保管する――判断を急がなくていい場合
- 相続放棄する――車だけでなく遺産全体を放棄する場合
どれが最適かは、車の状態・名義・書類の有無・ご家族の事情によって変わります。以下、それぞれ詳しく見ていきます。
処分方法5つのメリット・デメリットを比較
1. 売却する
値段がつく車であれば、売却がもっとも現実的な方法です。買取業者やディーラー下取りのほか、相続車を専門に扱う業者もあります。
メリット
- 現金化できる(遺産分割の原資にもなる)
- 維持費・税金の負担がなくなる
- 名義変更から引き取りまで業者が対応してくれるケースが多い
デメリット
- 相続人全員の書類(戸籍謄本・遺産分割協議書など)が必要になることがある
- 名義が故人のままだと手続きがやや複雑
- 車の状態によっては査定額が低い場合もある
2. 廃車(スクラップ)にする
年式が古い、走行距離が多い、事故歴がある、長期放置で動かないなど、値段がつかない車は廃車も選択肢になります。
メリット
- 自動車税・重量税・自賠責保険の還付を受けられることがある
- 引取り無料の廃車業者もある
- 保管場所を空けられる
デメリット
- 売却のように現金が入るわけではない(還付金は少額)
- 廃車手続き(永久抹消登録)に書類が必要
- 実はまだ値段がつく車を廃車にしてしまうリスクがある
廃車にする前に、一度査定を受けてみるのがおすすめです。相続車専門の業者なら、売却と廃車のどちらが得か判断してくれます。
3. 家族・知人に譲渡する
相続人のうち誰かが乗り続ける場合や、知人に譲る場合は名義変更(移転登録)の手続きを行います。
メリット
- 車を有効活用できる
- 家族間なら費用を抑えられる
デメリット
- 名義変更の手続き・書類準備が必要
- 引き継いだ側に維持費・税金がかかる
- 車庫証明の取り直しが必要になることがある
4. そのまま保管する
相続直後は判断がつかないこともあります。急がなくてよい場合は、ひとまず保管しておくのも一つの方法です。
メリット
- じっくり考える時間ができる
- 手続きの負担を先送りできる
デメリット
- 保管中も自動車税は毎年かかる(4月1日時点の所有者に課税)
- 車は放置するほど劣化し、売却額が下がりやすい
- タイヤの変形、バッテリー上がり、ブレーキ固着など不動車化のリスク
- 保管場所の管理も必要
保管する場合でも、車検証の所有者確認と書類の整理だけは早めに済ませておくと安心です。
車検証の所有者確認はこちら→5. 相続放棄する
車だけを放棄することはできません。相続放棄は「遺産すべてを受け取らない」手続きです。故人に借金がある場合など、遺産全体を放棄したいときに使います。
メリット
- 借金などマイナスの遺産も含めて一切引き継がなくて済む
デメリット
- 車だけでなく、預貯金や不動産などプラスの財産もすべて放棄になる
- 相続開始を知ってから3か月以内に家庭裁判所へ申述が必要
- 一度放棄すると撤回できない
相続放棄を検討する場合は、弁護士・司法書士に相談されることをおすすめします。
実家が遠方にある場合の対応
相続した車が遠方の実家にあるケースは非常に多いです。何度も現地に通うのは時間も交通費も負担になります。
遠方でも進めやすくするポイント
- 現地訪問は最小限に――書類の確認・車の写真撮影など、1回の訪問でまとめて行う
- 引き取り対応の業者を選ぶ――出張査定・レッカー引き取りに対応している業者なら、現地に行かなくても進められる
- 書類手続きは郵送で進める――戸籍謄本や遺産分割協議書は郵送でやり取りできる
- 電話・LINE・メールで事前相談――車の状態や書類の有無を伝えれば、現地に行く前に方向性を決められる
当社なら引き取りから手続きまでまとめて対応できます
相続車の窓口は、相続で残された車の売却・廃車を専門に扱っています。お車の状態や書類の状況に応じて、最適な方法をご提案します。
- 全国どこでも出張査定・引き取りに対応
- 不動車・車検切れ・長期放置車もOK
- 名義変更・廃車手続きを代行
- 必要書類のご案内・不足書類の相談も可能
- 売却か廃車か迷っている段階でも相談できます
※ 車種・状態・地域により対応が異なる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。
ご相談(電話・LINE・フォーム)
車の情報や書類の状況をお伝えください。わかる範囲で大丈夫です。
査定・お見積り
車の状態に応じて、売却額または廃車の方針をご案内します。
引き取り・手続き
ご自宅や実家まで引き取りに伺います。名義変更・抹消登録などの手続きも代行します。
よくある質問
故人名義のまま車を売却できますか?
故人名義のままでは売却できません。売却前に相続人への名義変更(移転登録)が必要です。ただし、相続車専門の業者であれば、名義変更の手続きを代行してくれるケースが多いため、ご自身で陸運局に行く必要がないことがほとんどです。
車検が切れていても売却や廃車はできますか?
はい、できます。車検切れの車でも売却・廃車ともに手続き可能です。車検切れの場合は公道を走れないため、レッカーや積載車での引き取りに対応している業者を選びましょう。
車の鍵が見つからない場合はどうすればいいですか?
鍵がなくても売却・廃車は可能です。引き取り時にレッカーで対応してもらえます。ただし、車検証は必要ですので、車内のグローブボックスを確認するか、再発行の手続きを行ってください。
相続人が複数いる場合、誰が手続きすればいいですか?
原則として、遺産分割協議で車を取得する人が代表して手続きを行います。遺産分割協議書に相続人全員の署名・押印があれば、代表者おひとりで売却手続きを進められます。
まとめ
実家に残された車の処分方法は、売却・廃車・譲渡・保管・相続放棄の5つ。車の状態や書類の有無によって最適な方法は変わります。
迷ったら、まずは車検証の所有者確認と書類の整理から始めてみてください。それだけでも、次に何をすればいいかが見えてきます。
遠方にある車や、書類が揃わない車でも、相続車を専門に扱う業者に相談すれば、引き取りから手続きまでまとめて対応してもらえます。
まずは状況を相談してみる→実家に残された車のこと、まずは相談してみませんか?
売却・廃車・保管、どれにするか決まっていなくても大丈夫です。
車の状態や書類の状況をお聞きしたうえで、最適な方法をご案内します。
相談は無料。全国どこでも対応しています。


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